A BATHING APE®の25周年記念展「“BAPE XXV” 25TH ANNIVERSARY EXHIBITION」でお披露目された最大のサプライズの一つは、「Formula 1™️」とのコラボレーションだろう。同エキシビションでは数々のパートナーシップが一斉に発表されるも、有名企業やブランドがひしめくなかでファステストラップを記録したのは、四輪界の頂点に君臨するモータースポーツだった。BAPE® CAMOを全面に纏ったF1カーは、ポールポジションとなる表参道ヒルズのメインエントランス前でいち早くベールを脱ぎ、道ゆく人々の視線を釘付けに。国内外をはじめとするファッションメディアはもちろんのこと、BAPE® ×「F1™️」はその意外性から、国際的な経済誌「Forbes」にも取り上げられたことは未だ記憶に新しい。
このコラボレーションはBAPE®のみならず、「F1™️」にとっても特別な取り組みだった。「F1™️」の開始は、1950年にまで遡る。それから数え切れないほどの伝説とともに歩みを進め、4月に開催された中国GPで節目となる通算1000レースに到達。会場の上海インターナショナル・サーキットでは、ラッピングカーの展示とともに、“F1 1000”のモチーフを落とし込んだコレクションが限定リリースされ、世界最高峰の自動車レースにとって初のアパレルコラボは、36時間という記録的な早さでソールドアウトとなった。
それから約半年の沈黙を経て、大反響を獲得したBAPE® ×「F1™️」が日本再上陸。ストリートウェアのスタイルにモータースポーツのデザイン美学を取り入れた本カプセルコレクションでは、ブランドの象徴であるフルジップシャークフーディ、ドライバーたちが着用するレーシングスーツのアンダーウェアにインスパイアされたモックネックのロングスリーブTシャツ、ラッピングカーと共鳴するBAPE® CAMOの総柄Tシャツなどをリリース、さらにコレクター心をくすぐるステッカーがノベルティとして配布される。
BAPE® ×「F1™️」のカプセルコレクション第2弾は、鈴鹿サーキットで開催される日本GPに先駆け、2019年10月5日(土)によりA BATHING APE®正規取扱い店舗、BAPE.COM WEB STOREおよびZOZOTOWNにて販売開始。サーキットを最短・最速で走行するドライバーの繊細なテクニックとタイヤマネージメント、0.1秒を争う緊張のピット作業、そして観衆の耳へと響き渡る甲高いエキゾーストノート。あの痺れるような「F1」の世界観を是非、同コラボレーションを通して体感していただきたい。 文:marble studio